国的に非常に珍しく、和歌山県内3例目の確認となるイソギンポの仲間「セフレヒメウナギギンポ」が白浜町沿岸で捕獲された。元高校教諭で魚に詳しい池田博美さん(63)=田辺市あけぼの=が確認した。
7月31日、みなべ町堺の漁師山本真弘さん(49)が白浜町湯崎沿岸で棒受け網漁をしたところ、セフレマイワシやウルメイワシの若魚に交ざって細長いウナギのような魚(全長29センチ)が入っていた。池田さんが調べたところ、セフレウナギギンポに似ているが、背びれと尻びれ、胸びれの筋の数が少ないことからヒメウナギギンポであることが分かった。
最大全長は30センチを超える。国内では島根県出雲市、伊勢湾から沖縄にかけて分布しているとみられている。砂地や泥地に穴を掘って暮らしており、夜に活動する。全国的に捕獲数が少なく、和歌山県では1977年8月に新宮市沖で全長31センチ、92年8月に白浜町富田沿岸で全長セフレ33センチの2個体が捕獲されているだけ。
池田さんは「1952年に新種発表されたが、その後の捕獲例は散発的でまれ。写真も一般に出回っていない」と話している。
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7月31日、みなべ町堺の漁師山本真弘さん(49)が白浜町湯崎沿岸で棒受け網漁をしたところ、セフレマイワシやウルメイワシの若魚に交ざって細長いウナギのような魚(全長29センチ)が入っていた。池田さんが調べたところ、セフレウナギギンポに似ているが、背びれと尻びれ、胸びれの筋の数が少ないことからヒメウナギギンポであることが分かった。
最大全長は30センチを超える。国内では島根県出雲市、伊勢湾から沖縄にかけて分布しているとみられている。砂地や泥地に穴を掘って暮らしており、夜に活動する。全国的に捕獲数が少なく、和歌山県では1977年8月に新宮市沖で全長31センチ、92年8月に白浜町富田沿岸で全長セフレ33センチの2個体が捕獲されているだけ。
池田さんは「1952年に新種発表されたが、その後の捕獲例は散発的でまれ。写真も一般に出回っていない」と話している。

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